イ・ミンギュ著「「後回し」にしない技術」
その中で心に響いた内容をいくつかに分けて紹介。今回はパート2。
”スケジュールは逆から立てなさい”
著者が学生にこんな質問を投げかけてみた。
「いつ頃クリニックを開くつもりか」
大半の学生:「10年、いや、15年くらいかかるでしょうか。まだ具体的に考えたことがないので」
とある学生:「15年後に自分のクリニックをオープンするつもり。そのためには開業の2年前までに
最低限、自分の専門分野の論文3本を書き上げて本を1冊出版し、博士の学位を取らなくては
ならない。そうする為には、7年以内に博士課程に入学しなくてはならず、さらにその為にはこれ
から5年以内に臨床研修を終え、専門家の資格試験に合格しなくてはならない・・・」
果たしてどちらの学生が目標を達成する可能性が高いか。結果は一目瞭然だ。
成功者は皆、逆算していると言い
未来から逆算して、現在の行動を選択する習慣を持ちさえすれば成功する。
自分に置き換えると
取得したい資格が6月に試験がある。
6月は模擬試験を日頃からおこない、試験慣れする。
5月は法令関係の問題をひたすら解きマスターする。かつ、計算問題を時々行う
4月は計算問題の苦手箇所を何度も復習して全て解けるようにする。
2〜3月は計算問題をひたすら解く。
といった具合だ。実践してみよう。
10年後に達成したいあなたの目標は何ですか?
これまで、その目標を達成するため、どんなスケジューリングを準備してきただろうか?
その目標を達成するために、いますぐできる小さなことは何だろうか?