以下、内容はフィクションです。
朝、6時に起きて今日は現場点検の立ち会い作業で現地集合。そう、今日は給料日だ。ネットで銀行口座
を確認すると「○○キュウヨニュウキン 150000」と表示。夜勤はしていないが、週5で働いて正社員時
に比べると激減。こんな金額じゃあモチベーションは上がらない。もう仕事辞めてもいいのではと考え
てしまう。とは言え、年金受給は70歳からで暫くは貰えないので安に賃金のアルバイトを継続するか
貯金を切り崩して生活するしかない。
元会社の同期は協力会社社長のポストにいる。人伝に聞いた話だが年収1千万円貰っているそうだ。
雇われ社長とはいえ雲泥の差だ。車もベンツを乗っているらしい。
サラリーマン時代、海外勤務の打診があったが、行っていれば事態はどのようになっていたか。
当時は家族と一緒にいるべきだと自らを納得させていたが、今となって見れば言い訳感がある。
そんな気持ちを引きずりながらアルバイト先の現場に電車に向かい、点検は問題なく終了。
また電車で家に帰宅して点検報告書をメールで送付。東京にある事務所に行かなくていいのが
唯一のメリット。
もし過去のサラリーマン時代の私に会ったら言ってあげたい。
「やりたかった海外勤務に挑戦しなさい。副業で稼ぐ力をつけて定年後に資本家になれ。
仕事が忙しいからと言って後回しするな!やらないと惨めな老後が待っているぞ。」