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喜多川 泰「運転者 未来を変える過去からの使者」第1弾

嫌なこと、辛いことがあっても考えをポジティブにさせてくれる本。

主人公の修一は保険の営業マン。大量契約していただいた学習塾が突然解除を言われ

「自分は運が悪い」と嘆きイライラしながら保険契約の穴埋めをする為に駆け回っている時に

料金を頂かない不思議なタクシーに乗車し、運転車は修一の運命が変わる

場所へと案内して次第にポジティブ思考になり人生の転機が訪れるストーリ。

時に心の残る言葉はいくつかあるがその中で1つ紹介。

運転者が「なかなか結果が出ないと苦しんでいる時、人によっては自分は運が悪いとか

思い始める。頑張ってるのに報われないいって言っている人はみんな、種を蒔いてそれを育てて

いるんですが、ちゃんとした収穫時期の前に『まだ育たない』と言って嘆いているようなもんです。

もっと長い目で見たら、報われない努力なんてないんですよ。あまりにも短い期間の努力で結果が

出ることを期待しすぎているだけです。今日頑張って明日実になるなんてどんなに早く育つ種でも

無理なことですよ。」別の言い方をすると結果が出ないのは未だ実になっていないだけ。続けて

育てる(頑張る)ことを続けているとその内に実になる。

「努力は無駄ではない。必ずみを結ぶ」と側で応援されている気持ちになる言葉だ。

またいい本に出会えた。ありがとう。

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